2016年7月1日金曜日

035 2016年7月1日配信「鼻から牛乳 と 冷凍エビフライ」


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天王寺アップルクラブ Podcastで紹介した記事へのリンクとタイムライン一覧

結成5周年
00'49"

キャッシュカード要らない! スマホでATMが使えるサービス、セブン銀行が発表 : ギズモード・ジャパン
09'03"
格安SIM「IIJmio」、「ミニマム」でも2枚目SIM追加OKに 「ライト」は6GBに増量 - ITmedia ニュース
15'59"
地上400キロの実験室 ISS「きぼう」では何が行われているの?:週末サイエンス - ITmedia ニュース
25'03"
「ひとみ2」打ち上げへ 20年代前半目標に再挑戦 - サッと見ニュース - 産経フォト
57'10"





「しまゆぐ」って?
湘南で活動する マッキントッシュユーザーグループ が しまゆぐ – 湘南のAppleユーザグループ さんです。

当初、関西転勤になった佐竹さんが「しまゆぐ関西支部」と言っていた気がしましたけど、受け入れなかったのか...

程なくして新たなユーザーグループを設立されました。(私の中ではそういう記憶...)

それが 天王寺アップルクラブ です。

そう想い出すと「TAC東京支部」などはこの流れを汲んでいるのかなぁ...ある意味必然とも思います。


私と佐竹さんや岸田さんたちとの付き合いはAUGMの前のAGUT(綴あってるかな...)くらいからなので結構長いです。
魚井先生は当時助教授(当時准教授という肩書はなかった)でした。
a-blog アップルップルの やまもとかずみちさんとも同じ頃からのお付き合い。 もう15年以上になるかもしれません。

Apple人生は長くなる一方ですね。



これはライトなのか?
高速通信量5GBが7月1日から6GBになったIIJmio ライトスタートプランですが

提供パッケージの最大量がファミリーシェアの10GBなので これは「ライト」という名前でいいのか? という疑問があるファミリーシェアユーザーのわたくしです。 新仕様で再計算してみると、確かに条件によっては下位プランのほうが1GBあたり単価が安くなっていたりで精査すると意外な結果になります(図)


まず
すべてのプランで追加SIMのオプションが利用可能になったのですが
これはよくよく考えてから申し込んだほうが良いということになります。

1枚400円のコストが毎月発生します。(初回SIM発行事務手数料除く)


...と
今回もわかりやすく図解してみたいと思います。

1点訂正がありますが、後ほど改めて説明します。




以下の表は、配信で話題にしたデータ通信専用SIMをベースに 7月1日からはじまる追加SIMオプション利用と 高速通信量などを2種類の方法で1GBあたりで再計算してみたものです
  1. パッケージあたり(追加SIMオプ利用なし)の1GBあたりのコスト
  2. 追加SIMオプでそれぞれ1SIM(月額400円)を含めた1GBあたりのコスト

おことわり:今回は、非課税項目以外はすべて課税前金額にて記述しました


1. の場合、 6GBのライトプランと10GBとファミリーシェアプランとのデータ通信単価が(1GBあたりわずか3円ですが)逆転現象を起こしています。

しかし、
 2. のように、 ライトプランで2SIM利用すると 2SIM目も高速通信量として換算した場合データ通信単価はぐっと跳ね上がります。(図表:緑色枠)

もともと3SIMまで無料の範囲であるファミリーシェアと比べた時(ライト 2SIM と ファミリー3SIM)その差は640円となります※
敢えて追加までして6GBの利用にこだわる意味は少ないと思います。


結果、月額400円支払っても2つ目のSIMを持つことの優位性を見出すのは
  1. ライトプランで2つ目のSIMをどうしても持ちたいSNS認証用のSMSだけがほしい(1,520+400+140=2,060円)
  2. ミニマムプランで2つ目のSNS認証用のSMSがほしい(900+400+140=1,470円)

この2つしか見あたりません。
データ通信(SMSなし)で2つ目という使い方をお考えの方はもう一度試算することをおすすめします。


単純に、5GBが6GBになったライトプランは
SIMを追加しないユーザーが1GB増えて(しかも1GBあたり最低単価)ラッキ〜! という使い方が一番正しいと思います。(上記の場合を覗いてです)


少ないデータ量でいい2人併せて6GB という方も
ライト2SIM契約では1,920円(1,520+400)となりますから ミニマムプランで3GBずつ(900円×2契約)のほうが 1,800円と安いはずです。
2人のうちどちらかが本当にほとんど使わないというペアなら別ですが、それなら今回試算したデータ専用 SIMではなく音声通話SIMが必要になりますね。


※配信では差額1,040円と伝えましたが、640円が正しくなります。より一層差額が微妙となりました。



参考

料金・仕様 | データ通信専用SIM | IIJmio
料金・仕様 | SMS機能付きSIM | IIJmio
料金・仕様 | 音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmio




実験棟「きぼう」

幕張で2014年夏に開催された「宇宙博」にも展示されていました

天井にはISSの模型1/10モデルくらいの...多分

実験棟「きぼう」の等倍モデルも展示されていました

宇宙飛行士さんたちのサイン

実際、船内の見学も出来ました。
すべてのものを固定できるよう壁一面にマジックテープが待機していました。

マジックテープってこんなもの

実際は白だったけど。


様々な基礎実験
と、片付けられた配信ですが

様々な実験の中で記憶に鮮明なのは多分「めだかの産卵」ではないでしょうか。
脊椎動物として宇宙で初めての世代交代を観測したものですね。
金魚の街、愛知県弥富は「宇宙に行った金魚」というフレーズでしばらく売り出していたこともあり、よく覚えています。(向井宇宙飛行士の研究)


私は若田宇宙飛行士のトレッドミル(ランニングマシーン)姿が忘れられません。
宇宙空間ではあまり必要としない筋力を落とさない目的もありますが
なにより、みなさんの誤解の多い「カルシウムは摂取すればそれでOK」という考えが間違っていることが広く知れ渡ったと思います。(え?知らない??)

骨粗鬆症対策にカルシウム(主に牛乳飲めば)解決!と思ってる年配者は多いと思います。
が、それではだめです。
骨を強くするためには、適度の外的刺激が不可欠です(つまり、歩いたり)
牛乳だけ飲んで安静にしているというのはよくないです。低脂肪乳ならまだしもこってりリッチなおいしい牛乳は... それから摂り過ぎも。
カルシウムの代謝に必要なマグネシウムやビタミンDなども不可欠です。
実は、カルシウムよりマグネシウム不足のほうが厳しい結果を招くかもしれません。なんでもバランスが大事ですね。



付録としてISS自体についてすこし触れておきます。

すでにfacebookではISS国際宇宙ステーションについてまとめたノートを公開しているのですが(20140410 友人限定)
同じ内容をこちらに記載したいと思います。(一部抜粋)
すでに過去の配信でも触れたことについても(編集されてるしでよく覚えていないため)とりあえず、ほとんどの部分を記載します。

  • ISSは惑星と同じく、自ら輝く機構のものではないため、見る為には太陽の光を必要とする。(ISSに当たる光の反射によって見ることが出来る)  
  • 実際に地球上からISSを見るには、地上に光がなく上空にのみ太陽の光が届く「夕方/日没直後〜2時間前後」と「明け方/日の出前2時間前後」となる。 
  • ISSは肉眼でも可能(その他の人工衛星も) 
  • ISSは光等級(magnitude)で表すと、1等星から0等星に相当するので、街なかの夜空でも見つけやすい。 
  • 日中も光の反射はあるが、太陽光の方がつよいので、昼間の星と同じく見ることができない。 
  • ISSは地球の周りを約90分(93分)で1周している 
  • ISSは一周する度、先の軌道を約15度ずつずれて地上をスキャンするようなカタチで飛んでいる 
  • ISSの存在空域(高度)は地上約400km(約280〜460Km)。何もしないままだとだんだん落ちてくるので、時々ドッキングする補給機のエンジン等を使って上昇し、落下を防止し(高度維持)ている。 
  • 補給機の話で付け加えておくと、日本の補給機 HTV「こうのとり」にその任はない。これは、接続方法の違いによるもの(接近方法がこうのとり特有のランデブー-誤差数cm以内でISSと並走-しているところを、ISS側からロボットアームで結合させる為)で、いくつかある補給機の中で一番繊細なドッキングであり、謂わば別格なのだ。 現在この方法を取るのは こうのとり(日JAXA) と ドラゴン(米スペースX)のみと記憶している。

「ISS国際宇宙ステーションが見える原理」

たとえば 名古屋から10度の角度で見えたときどの上空を飛んでいるのか?というと
北は知床、南は沖縄(と言っても広いけど)あたりとなるそうです。

この時の角度を仰角と言いますが、仰角10度というのはまちなかではなかなか低い角度で、ある科学館のISS情報提供では「仰角15度以上」と条件設定しているところもあるようです。






リアルタイムな人工衛星を JavaScriptで見られるサイトがあります
http://homepage2.nifty.com/m_kamada/javascript/satellite/
※ISSに設定していリンクさせていますが、お使いのPCではどうでしょうか
赤道付近に静止衛星がビッシリ並んでいるのを見るのもなかなか面白いです。

JavaScriptで人工衛星の位置を表示する
こんなふうに見えます Chromebookでのスクリーンショット




すべての情報はここから見られます

「きぼう」を見よう|JAXA


JAXAのページで「ISS日本実験棟"きぼう"目視予想情報」として、全国の見え方データを公開しています。最寄り主要都市を選択してより詳しい情報を確認することもできます。
http://kibo.tksc.jaxa.jp/



国際宇宙ステーション搭載のカメラからの中継映像|名古屋市科学館

USTREAM LIVEでコロンバスモジュールからの映像をリアルタイムに
サブモニターでリアルタイム表示にすると絵になります。夜明けの中継は何度観ても感動的です。モニターに出しっぱなしにして楽しむとISSに居る気になれます。

http://www.ncsm.city.nagoya.jp/astro/iss_live.html

ここで使用されているビデオ機材が 日立、東芝、ソニー、パナソニック とすべて日本製なのがなんとも誇らしい限りです。


予報の取り方を工夫すると

このようなデータも取り出し可能です。
一度見え始めると10日前後固まって同じ時間帯(夕方/明方)にみかけることになります。



私はevetnoteにまとめていて... 最終的には





軌跡の撮影をしています
が、TACポットキャストが始まってから
ホントに一度も撮影できていません...


2014/02/23 1901JST 撮影地:名古屋 機材:E-M1×M.瑞光12-40mmPRO F2.8 F/2.8 ISO1600 ss1/1.6
2014/02/23 1901JST 撮影地:名古屋 機材:E-M1×M.瑞光12-40mmPRO F2.8 F/2.8 ISO1600 ss1/1.6

2014/04/08 1859JST 撮影地:名古屋 機材:E-M1×M.瑞光9-18mmF4.0-5.6 F/8 ISO1600 ss0.5
2014/04/08 1859JST 撮影地:名古屋 機材:E-M1×M.瑞光9-18mmF4.0-5.6 F/8 ISO1600 ss0.5


簡単そうに見えるかもしれませんが 撮影すれば確実に撮れるわけはなりません。
一日で一番忙しい時間帯で天候と出現タイミングと自分の用事と様々な条件が重ならなければなりません(夕方しか狙えません)
セッティングにも気を使います。
赤道儀の極軸設定、この時間帯は露出も刻一刻と変化します。
撮りやすい軌道そうでない軌道もあり、撮影できるのは本当に稀です。





H3ロケット





  • 50億円(現在運用のH2-Aの半額)を目標に開発中
  • 2020年の打ち上げを目指す





  • 第二段 LE-5B を改良
  • 第一段 LE-9 を新規開発

    • 現在は LE-7 二段燃焼サイクル(ノズルスカート)

    国産ロケットへの道
    ロケット打ち上げの機運が高まったのは、1959年9月に起きた伊勢湾台風の被害が甚大だったことによるものだそうです。昭和34年の出来事でした。
    気象衛星を打ち上げたいとのことで のちに「ひまわり」という愛称で呼ばれる気象衛星の打ち上げに向けて開発が始まります。

    ひまわり初号機はケネディー宇宙センターから打ち上げられたと記憶しています。1977年

    その後、日本はN-IIロケットを開発。米国デルタロケットを輸入していたため、
    1979年5号機、1980年6号機と失敗が続いた際、米国のブラックボックスに突き当り原因究明が困難となったことから、純国産ロケットH-IIの開発へと舵を切る事になりました。

    という説明を配信ではコンパクトにしました。


    最近のH-IIAロケットの改良項目としては

    • 静止トランスファー軌道投入の軌道傾斜角28.5度から20度へ
    • 第二段ロケット4時間の飛行へ対応
    • 通称「バーベキューロール」
    • 大容量(しかも従来比2倍!)リチウムイオン電池の搭載
    • 推進剤の蒸発防止の為のタンク塗装

    などなど。

    参考

    基幹ロケット高度化とH-IIAロケット29号機への適用 | ファン!ファン!JAXA!

    GSユアサ、打ち上げ成功したH-IIAロケット29号機に大容量リチウムイオン電池を供給 | レスポンス(Response.jp)





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    是非、お聞きください。






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